少子化の正体

「80・2.0の壁」とは?

2020-08-19から1日間の記事一覧

シシ神殺しの黒幕は唐傘連?

唐傘連とは何者か。素性は明らかにされていませんから、またトンデモ説を展開するしかありません。まず言えることは、師匠連を、石火矢を持つ機動部隊としますと、唐傘連はおそらく科学部隊だということです。 根拠となるキーワードは「不老不死の力」それか…

エボシとジコ坊の素性

エボシ御前のプロフィール? タタラ集団を率いるエボシは、この物語の重要人物です。しかしその素性についてはまったく触れられていません。仕方がありませんから、ここで「トンデモ説」を展開してみましょう。結論からいいますと、彼女は日本から明国へ朝貢…

娘たちは、なぜ・だれに売られていたのか

エボシは売られた娘たちを買い戻しては、タタラ場に連れて来たと、アシタカにだれかが語ります。トキもおそらくはそのうちの1人でしょう。では娘たちは、なぜ売られたのでしょう。また買ったのはだれなのでしょうか。それはこの物語では明らかにされていま…

日本史に絡み付いた「天然痘」

当時の京では、災害や飢饉があるたびに疫病が蔓延しました。その代表的なものが天然痘です。この感染症は、人類史に大きな影響を与えてきました。日本も例外ではなかったのです。室町時代には痘瘡、平安期には疱瘡といわれていたようです。正体は、1980…

アシタカやエボシたちが生きた「無政府」時代

この章では、「もののけ姫」の時代背景から、キャラクターたちのプロフィールを浮かび上がらせて、彼らにとってのタタラ場とは、どのような場所だったのか、考えてみたいと思います。 通貨はなかった まず里に下りてきたアシタカは、街道が交差するあたりの…

なぜヒイ様は、イノシシを丁重に塚に葬り、アシタカを見送らなかったのか。

ヒイ様はタタリ神となった巨大イノシシのナゴの守を弔い、塚を築きました。それはすべての生き物の御霊を神のもとへ届ける縄文人の末裔でもあるエミシの慣習によるものだったのかも知れません。 しかしこの行為は、巨大イノシシがナゴウイルスに感染していた…

アシタカが右腕に負った「死の呪い」の正体

スタジオジブリ製作の映画「もののけ姫」は、時は室町時代末期ごろに日本の東北部にある先住民族エミシの里で平穏に暮らす少年アシタカの前に、荒れ狂う巨大なイノシシが現れるところから始まります。「ナゴの守」という通称を持つことからして、この特別な…